2023/06/03
2023/05/04
ケルン:レヴァークーゼン戦の日程変更に、州の内務大臣が口添え

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レヴァークーゼンがEL準決勝を果たしたことで、次節の開催が日曜から金曜夜に急遽変更されたことについて、先日にケルンのケラー強化担当が「既成事実をただ提示されたようなもの。ただ我々は最後に呼ばれただけで理解に苦しむ」と批判。
一方のレヴァークーゼンのロルフェスSDは「連絡を遅く感じたことは残念だが、水曜の時点でケルンのケスラー氏と話をしている」と説明。確かに過去にはバイエルンやフランクフルトなど、本来はブンデスリーガのPRになる国際舞台での戦いに向けてこのような調整があまりなかったことがむしろ驚きであり、「他国ではこれは常識だ」と強調したが、しかしながらケルンの警察は、あくまで「警察の観点から見て唯一の例外的な措置である」と説明したという。
同州の内務大臣が「特別対応」に介入
これはケルンの地元紙Kölner Stadtanzeigerが報じたものであり、今回の延期に関してノルトライン=ヴェストファーレン州の内務大臣を務め、レヴァークーゼンのシーズンチケットホルダーであるヘルベルト・ロイル議員が、ケルン警察に前向きに配慮を促すよう、連絡があったことを警察側が認めたとのこと。
無論ここでの議論のポイントは、より早期に決定が下せなかったのか?そもそもここでの日程を日曜日に設定すべきだったのか?などによるものではあるが、こういった背景もよりケルン側を苛立たせるものであることは間違いない。