2023/05/19

元ケルンのマルセル・リッセ、33歳で現役引退を表明

©︎IMAGO/Nordphoto

 マルセル・リッセが現役生活にピリオドを打ったことを明らかにした。ケルン出身ながら、1.FCケルンとライバル関係にある、バイヤー・レヴァークーゼンのユースに1996年に門を叩いた同選手は、2008年に18歳でプロデビューを果たして3試合に出場。その後ニュルンベルクとマインツへのレンタルを経て、2013年夏に1.FCケルンへの移籍で帰郷。そこで過ごした7年間のうちに、2部降格と2度のブンデス昇格を経験。さらにヨーロッパリーグ出場も果たしている。

 しかしながら2019/20シーズンに負傷の影響もあって思うような活躍ができず、シーズン後に近隣のヴィクトリア・ケルンへと移籍。当初はレンタル、その後に完全移籍という形でプレーしており、その3年を経て「僕のキャリアはいいこともたくさんあったし、そうじゃないこともいくつかあった。それが今の僕を形作っており、そしてここで終止符を打つ時がきたんだ」と、地元紙ケルナー・シュタットアンツァイガーに対してコメント。

 「もちろん、これは辛い決断ではあるけど、でもこれからへのワクワク感もある。日々感じてきたようなプレッシャーから解放されることは喜ばしいことだ。特にケルンのような大きなクラブではそうで、決して容易なことではなかったよ。でも最終的にはすべてのおいてかなり満足感を覚えている」」と言葉を続けており、今後についてはまだ不明ながら「幸いにも僕には週末に過ごす時間をもてるようになったと喜んでくれる、素晴らしい妻と2人の子供がいるんだ」と語った。

 

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