ケレム・デミルバイ、この夏しずかにレヴァークーゼンを退団。後任はシャカ。

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　ヨーロッパリーグ準決勝ＡＳローマとのセカンドレグに続き、ボルシア・メンヒェングラードバッハとのリーグ戦でも、改めてその存在感を示していたケレム・デミルバイ。しかしながらこの試合で５枚目の警告を受けたために、同選手はこのまま静かに来季まで契約を残すバイヤー・レヴァークーゼンを後にすることになるだろう。そもそも今冬にもヘルタ・ベルリン移籍を目指したものの中盤の層の薄さからクラブ側が応じず残留となっており、ただこの夏はアーセナルFCからグラニート・シャカの獲得が取り沙汰されていることからも障害はもはや設けられないだろう。

　ちなみにシャカの移籍金額は１５００万ユーロほどといわれ、２０１９年にレヴァークーゼンがホッフェンハイムに支払った３２００万ユーロをどれほど取り返せるかは不明だが、いずれにしても年俸５００万ユーロ（見込み）の期待に応えきれず、来季はより一層に出場機会の確保の難しさが懸念されることからも、双方の利害関係は一致するはずだ。シャビ・アロンソ監督はウニオン戦でボランチにタプソバを起用。さらに中盤には新進気鋭ヴィルツも控える。ただデミルバイに同額のサラリーを支払うクラブが見出せるかは不透明であることから、和解金など何かしらの対策は求められるかもしれない。