レヴァークーゼン、ヴィクトル・ボニファス獲得。「ぜひこのチャンスを掴みたかった」

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　バイヤー・レヴァークーゼンではこの夏５人目となる新戦力を迎え入れた。ヴィクトル・ボニファスの獲得をめぐりユニオン・サンジロワーズとクラブ間合意。土曜にナイジェリア人アタッカーはメディカルチェックを受け、晴れて５年契約にサインしている。これからオーストリアのザールフェルデンで6日間のトレーニングを行う新たな同僚らと共に準備を進める２２歳のＦＷには、まずは１０月はじめまで離脱が見込まれるパトリック・シックの穴埋め役が期待されているところだ。背番号は２２。

　ノルウェーのトップクラブ、FKボデ/グリムトから２０２２年にベルギーに渡った同選手は、２０２６年までの契約を締結していたために移籍金の支払い義務が生じており、レヴァークーゼンは成果に応じたボーナスによって最大２０００万ユーロ程度まで投じることになる模様。特に同じ膝の十字靭帯を２度断裂している経緯から（2019年3月、2020年11月）。、そのリスクを軽減するという狙いもあるだろう。

　ナイジェリア人ストライカーははセンターフォワードのみならず、セカンドトップなどでもプレー可能であり、フィジカルとスピードに長け、パトリック・シック不在時の穴埋めや共にコンビとしてプレーすることもでき、これまでヨーロッパリーグでは１０試合に出場して６得点２アシスト。昨季はそこでレヴァークーゼンと対戦。好印象を残している。

　レヴァークーゼンのロルフェス競技部門取締役は、「かなり前から彼に注目しており、直接対決での彼の活躍は我々のポジティブな評価を裏付けるものとなった。非常に存在感のあるセンターフォワードで対峙するのは難しい。加えて彼はスピードもあり、技術的にも優れている」と評価。

　一方のボニファスは、今回の移籍について「是が非でも掴み取りたかった特別な機会だ」と述べ、「ここのスタジアムの雰囲気は、すでに自分自身で体験したことがあるし、そのときからこのクラブが持っているポテンシャルをひしひしと感じ取ることができたんだ。」と語った。

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— Bayer 04 Leverkusen (@bayer04fussball) July 22, 2023