2023/08/19

レヴァークーゼン:スタニシッチをレンタル、テラとは移籍で合意

©︎IMAGO/Kirchner-Media

 この夏にGKではマテイ・コバール、中盤ではグラニート・シャカ、攻撃ではMFヨナス・オフマンとFWヴィクトル・ボニファス、守備では左サイドのアレハンドロ・グリマルドと獲得してきたバイヤー・レヴァークーゼンだが、さらに守備陣の強化として右サイドのヨシプ・スタニシッチを、バイエルン・ミュンヘンから迎え入れる流れにある模様。これはスカイが報じたものであり、レンタル移籍という形になるようだ。クロアチア代表として11試合の出場経験を持つ23歳だが、トゥヘル監督の下では居場所を見出せておらず開幕戦のメンバーからも外れており、逆にレヴァークーゼンにとっては中盤やセンターバック、さらに左サイドでも起用可能な柔軟性をチームに加えることができる。スピードに長けたディフェンダーで、昨季のCLパリSG戦ではキリアン・エムバペと対峙。攻撃的なフリンポンとは対をなすオプションとして、とりわけ強豪と4バックで臨む際には面白いオプションとなるだろう。また3バックの右側としても同様のことが言え、まだ若いが国際舞台も含め豊富な経験を積んでいることも魅力の1つだ。

ネイサン・テラとは合意、あとはサウサンプトン次第

さらにレヴァークーゼンでは攻撃面においてもサイドにオールラウンダーを迎え入れたい考えであり、スタニシッチより1つ年上のネイサン・テラとはプレミアからの関心にもかかわらず移籍ですでに合意に達しているところ。おそらくはヨーロッパリーグでの舞台を魅力的に感じてのことだろう。あとは所属するサウサンプトンとのクラブ間交渉ということになるのだが、テレグラフによると昨季レンタル先のバーンリーで英国2部17得点を挙げた同選手に、ムサ・ディアビーの穴埋め役として1800万ユーロの移籍金を提示。プレミア33試合で1得点と遅咲きのウィンガーについて、サウサンプトン側にとってもそこまで大きな相違はないようだが、しかしながら現時点ではいまのところはまだクラブ間合意には達してはいない。

アミリ、マルセイユと合意か。マリノフスキーはジェノア移籍

 その一方で選手の売却についてもレヴァークーゼンでは進展がみられているようで、ナディーム・アミリに対してオリンピック・マルセイユが関心を示しているという。スカイによればドイツ代表として5試合の出場経験をもつ25歳とは、CL出場権をもつフランスの名門クラブは合意に達しているようで、2019年にホッフェンハイムから移籍金900万ユーロを投じて迎え入れたMFについては、あとは契約をあと1年残すレヴァークーゼン側との移籍金での合意を残すのみということなる。気迫溢れるプレーをみせる中盤のオールラウンダーは、先日にそのマルセイユとのテストマッチで不慣れな左サイドで起用されるも、そこで直接CKから相手GKの助けもありながら得点。アピールをみせており、すでにマルセイユは昨夏にアタランタから獲得したルスラン・マリノフスキーを、CFCジェノアに買取オプションつきでレンタルした。

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