レヴァークーゼン：アズムンにＡＣミランが関心、スタニシッチは獲得間近

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　サルダル・アズムンはこの夏、バイヤー・レヴァークーゼンを後にするのだろうか？夏季合宿中にふくらはぎを損傷したイラン代表ＦＷは、現在は回復に努め来週中の練習復帰を視野に入れているところだが、その一方でこの夏の移籍についても視野に入れておりＡＣミランから関心が寄せられているところ。レヴァークーゼンとは２０２７年までの契約を残しているが将来性は決して明るいものではなく、そこでＦＣポルトからメフディ・タレミの移籍金として２０００万ユーロを求められた、ＡＣミランがアズムンにも興味を抱いているようだ。ただまずはその前にミラン側としては、ディボック・オリジを手放す必要がある。

　その一方でレヴァークーゼンではヨシプ・スタニシッチの獲得に迫っており、こちらはレンタル契約となる見通し。両サイドバック、さらにはセンターバックやボランチとしても起用可能なディフェンシブオールラウンダーは、特に右サイドでオフェンス力がウリのジェレミー・フリンポンと対をなす存在として、また３バックの右側というオプションなどが期待されるところだろう。また左サイドでも選択肢となる点も魅力だ。一方でバイエルン側としては同一リーグのライバルに戦力を譲渡する形にはなるものの、買取オプションが付随していないように若武者が貴重な出場経験を得て一回り大きくなって戻ってくることを期待している。

レヴァークーゼンのファンがフェンスから転落、病院へと搬送

　土曜日に行われた試合ではヴィルツの追加点で３−１としたころ、突如として詰めかけていた３万人のファンたちが静けさに包まれた。レヴァークーゼンの北側の観客席にいたサポーターの１人が、ゴールの歓喜の中でフェンスからスタジアム内へと転落。そのため横断幕をはってスクリーンがわりにした中で医療スタッフが治療にあたっており担架で搬送。その後クラブ側から裂傷をおったことが発表されており、どうやら大事には至らなかったようだ。試合後にグラニート・シャカは「静かになつたとは思ったけど何も気づかなかった」と明かし、またローゼ監督は「大事に至っていないことを祈る。試合の結果よりも大切なものがあるんだ」と語っていた。