レヴァークーゼン、クロアチア代表スタニシッチをバイエルンからレンタル

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　バイエルン・ミュンヘンはヨシプ・スタニシッチを、同じブンデスリーガのバイヤー・レヴァークーゼンにレンタル移籍することを決断した。トーマス・トゥヘル監督の下では限られた出場機会にとどまっていた同選手は、昨季わずか６００分程度の出場機会にとどまっており、今回のレンタル契約には買取りオプションは付随していない。一方でこれで右サイドバックのオプションを手にしたレヴァークーゼンだが、これがジェレミー・フリンポンの移籍を意味する獲得というわけではなく、むしろ２３歳のクロアチア代表ＤＦは攻撃がウリのフリンポンに対して守備面を得意とし、また左サイドやセンターバックなどでもプレー可能なポリバレントさも特徴の１つだ。

「ヨシップ・スタニシッチはこれまですでに、ブンデスリーガとチャンピオンズリーグの両方で非常に豊富な経験を積んでおり、テクニック面でいいところがあり、理解度も高く、さらに両足を巧みに使い分け、複数の守備的ポジションで起用できる」とロルフェス競技部門取締役はコメント。「ヨシプの加入で、我々のチーム内の競争は再び激化するだろう。彼は非常に向上心をもった若者で、チームの質をさらに高めてくれる存在となってくれるはずだ」と期待しており、これまでブンデス２８試合、ＣＬ１０試合に出場しているスタニシッチは「ここには明確なアイデアと素晴らしい環境がある。ブンデスで最もエキサイティングなチームのひとつだよ」と決断の理由について述べている。

レヴァークーゼン、レアルから１６歳ＳＢウクペイグベ獲得

　その一方でレバークーゼンは、レアル・マドリードから16歳のメルビン・ウクペイグベをレンタル移籍で獲得した。これまでレアル・マドリードのU18でプレーしてきたこのスペインユース代表選手は、ブンデスリーガのU17に1シーズンだけ所属。レバークーゼンはその後、この右サイドバックの買い取りオプションも保持しており、ロルフェス競技部門取締役は「メルヴィン・ウクペイベは非常にエキサイティングな選手で、将来を約束されている」と語った。