2023/08/25
レヴァークーゼン:リヴァプールがインカピエに関心。アミリはリーズ、アズムンはローマへ

©︎IMAGO/Beautiful Sports
先日ヨシプ・スタニシッチをバイエルンから獲得したレヴァークーゼンでは、ジモン・ロルフェス競技部門取締役が「シーズンに向けてディフェンダー陣の柔軟性は十分に整った」と胸を張ったものの、しかしながら夏の移籍市場閉幕1週間を前にして、いまだなお不安はぬぐいきれていない。リヴァプールFCがピエロ・インカピエ獲得に向け、選手側と交渉を進めていることがイギリスのラジオ局Talksportによって報じられたのだ。
ただ左側のCB補強を模索する上で、すでに欧州のトップクラブから名前があがっていた、エクアドル代表DFに白羽の矢が立つことは何も驚くべきことではない。あくまで2027年まで契約を更新したばかりの若手ディフェンダーの獲得には、リヴァプール側はそれ相応の移籍金の支払いも覚悟しなくてはならないということだ。そしてヨタナン・ターも移籍を希望するなかでレヴァークーゼンとしては代替案についても確保しておなかなくてはならない。
アミリ、リーズと移籍で合意
一方でナディーム・アミリの対談が迫っている。マルセイユから熱心に関心を寄せられていた同選手だが、最終的にはリーズ・ユナイテッドへの加入で合意したようだ。キッカーが得た情報によると昨季までグラードバッハを率いていたファルケ監督率いるクラブと4年契約を締結。一時は躊躇も見られたようだが選手側が合意したことで、レヴァークーゼン側はリーズと合意した移籍金600万ユーロを若干下回る金額を手にすることになりそうだ。
アズムン、ASローマ移籍を受け入れ
またアロンソ監督の下では定位置を確保することができず、さらにこの夏にはボニファス獲得で立場がさらに厳しくなった、サルダル・アズムンもまた移籍間近のところにまで迫っている模様。これまでブンデス32試合、先発は12試合にとどまっている28歳のアタッカーは以前より新天地を目指しており、これまでACミランからの関心が伝えられたもののオリジの受け取り手がみつからずに凍結。ただASローマがレンタルを希望し、アズムンも受け入れた模様。ただアブラハムの負傷離脱を早期に埋めたいローマとしては、現在アズムンがかかえるふくらはぎの負傷の回復具合が重要なポイントの1つになりそうだ。