Ｕ２１代表辞退のグラフェンベルフに、オランダ代表「間違った判断」と苦言

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　バイエルン・ミュンヘンへの不満を募らせ、移籍期日最終日にリヴァプールＦＣに移籍した、ライアン・グラフェンベルフが今度は、オランダサッカー協会を苛立たせている。欧州選手権予選モルドバ代表戦と北マケドニア戦に向けたオランダＵ２１代表入りを、グラフェンベルフは新天地でのプレーに集中したいとのことで断りを入れ、オランダのロベルト・クーマン代表監督は隠し立てなく苛立ちをみせている。「我々はライアン・グラフェンベルフに対して不満をもっている」

　そういった意見の相違から同代表のナイジェル・デ・ヨングＳＤと選手側の間で接触がはかられたものの、結局意見を変えるまでには至らなかったという。ライツィガーＵ２１代表監督は「私はライアンのことは知っているし、良いヤツだよ。でも間違った決断をしてしまったね」とコメント。Algemeen Dagblad紙に対して「率直にそういうふうに彼にも伝えている」とも明かした。またＵ２１代表招集を望まなかったレヴァークーゼンのジェレミー・フリンポンについては、今回Ａ代表への招集も見送られている、クーマン監督は「どのチームにおいても出場することは義務」とし、招集しなかったことは「罰だ」と表現している。