バイエルンではムシアラ、レヴァークーゼンはインカピエが今節復帰か

©︎Musiala.IMAGO/Ulrich Wagner

　軽度の筋損傷によりブンデス第２節と第３節を欠場していた、バイエルン・ミュンヘンのジャマル・ムシアラは、今回の代表戦には参加することなく回復に努めており、どうやらそれが功を奏して金曜日のバイヤー・レヴァークーゼン戦から復帰する可能性もあるようだ。ただし先発起用に耐えうるものかどうかは、ここ数日の経過をみての判断ということになるだろう。とりわけバイエルンではこれから過密日程を迎えるところで、ムシアラにはこれから大事に、徐々にその調子を高めていってもらいたいところ。

　バロンドール３０人の候補に入った最年少選手に対する、そしてファンが選ぶ昨年の年間最優秀選手に選ばれた、２０歳の若武者に対する期待は当然ながら小さなものではなく、世界最高のＵ２１選手に与えられるコパ・トロフィーに至ってはムシアラが最有力候補とみなされているところだ。それを確実なものにするためにも、ムシアラとしてはこれから迎える秋に攻勢をかけていき、ブンデスリーガのみならず、マンチェスター・ユナイテッド戦から幕をあけるチャンピオンズリーグでの飛躍にも大いに期待したい。

レヴァークーゼン、インカピエがバイエルン戦から復帰か

　その一方でレヴァークーゼンでは先日にアルトゥールの長期離脱が発表されたばかりだが、そこのでの守備のオールラウンダーであるピエロ・インカピエのメンバー復帰は朗報だ。アロンソ監督は「彼は今日はじめてフルメニューをこなしたけど、予定としては今週は通常通り参加して、金曜日に間に合うかみてみることになるね」と説明。「現時点では特に練習後に痛みもないようだ。それが重要だよ。順調にいくなら復帰できるさ」と言葉を続けている。「まぁ、いきなり先発ともいかないだろうが、１５分か２０分くらいならね」