2023/09/25

イブラヒモヴィッチがもしコーチングゾーンにいたら?アロンソ監督「素晴らしいが…」

©︎AFP via Getty Images

 現役時代の両者を比較するならば、あまりにタイプ的に対照的な2人であったといえるだろう。かたやボランチとして中盤で冷静沈着に戦略を担ったシャビ・アロンソと、かたや非常に外交的で型破りな点取り屋だった、ズラタン・イブラヒモヴィッチ。ピッチの内外に渡って話題を振りまいた稀代のストライカーは、これから第二の人生を歩むなかでどういった形でサッカーに関わるのか。こちらもまたピッチ上の動きと同様に予想不可能である。指導者としての道も?アロンソ監督は、先日契約を延長した「シャビがバルサで仕事をしていることも気に入っている」とし、ジェラード氏やランパード氏の名前もあげつつ、「ズラタンとは親密だったし、もし指導者になるならば素晴らしいことだと思うよ」とコメント。

 どうやらそのアイデアは元スペイン代表の想像をくすぐったようで、もしもサイドラインでイブラヒモヴィッチと対峙した場合を思い描き、「私なら、数メートルは距離を置いて、眺めておくことだろうね」と笑顔で付け加えた。「彼の近くには近づかないよ」と幼少期からテコンドーを習い、身長2メートル近くある予想不可能な”イブラカダブラ”に対して、転ばぬ先の杖といったところか。ただ同時に、アロンソ監督は「彼はレジェンドだ」と称賛し、「数多くのビッグクラブでプレーした経験ももつ。スウェーデンでとても人気を博しているしね」と、サッカー界に一刻も早く戻ってくるようエールを送った。

バイヤー 04 レヴァークーゼン バイヤー 04 レヴァークーゼンの最新ニュース