2023/09/27
シャビ・アロンソ監督、来年はレアル・マドリード就任?

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この話題が上ることは、もはや時間の問題でしかなかった。バイヤー・レヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督が、来夏まで契約を残すカルロ・アンチェロッティ監督の後任として、すでにレアル・マドリードは次期監督に決定済みであると『ラジオ・マルカ』が報じたのだ。とりわけ今シーズンここまでレヴァークーゼンは、ブンデスリーガで最も好パフォーマンスをみせていると多くの専門家たちもみており、その手腕にレアルの上層部たちも確信をもった模様。
そもそもこの春にはすでに、レアル・マドリードの監督候補として名前が浮上していた元スペイン代表MFにとって、決してこれは驚きを覚えるような報道ではない。確かにそれでも2024年までとなっていた契約をさらに2026年まで延長したとはいえ、それがすなわちアロンソ監督のレヴァークーゼン長期政権を約束するものではないことも、また確かなことだ。例外条項の有無に関わらず、レアル・マドリードほどのクラブでのチャンスを引き止めることは、おそらく不可能のはずだ。
かつて自身もブンデスで指揮をとった経験をもつアンチェロッティ監督も、このアイデアには好意的に受け取っているようで「私は彼を指導した人間だし、彼がいまレヴァークーゼンで素晴らしい仕事をしている。プレーというものを非常に理解した人物であり、当然ながら彼が非常に優れた監督となる理由にもなるものだよ」とコメント。「いつか、レアル・マドリードの監督になることを期待している」と言葉を続けた。無論、レヴァークーゼンからは特に発言はない。好調なシーズンに水を差したくはないところだが、しかしこの話題は好調であるほどに熱を帯びてくることだろう。