勢いに乗るレヴァークーゼン、さらにパラシオスとの長期契約締結にも成功

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　バイヤー・レヴァークーゼンは２０２５年まで残していたエクセキオル・パラシオスとの契約を、前倒しする形で２０２８年まで延長することを発表した。２４歳のアルゼンチン代表ＭＦは、今冬に開催されたカタール・ワールドカップにて優勝を果たすなど、その飛躍ぶりからレヴァークーゼンでの引き留めの見通しはあまり明るくはみられていなかった。しかしながら来夏に移籍が売却かの判断を迫られる恐れからは解放され、「レヴァークーゼンにとって非常に重要な選手として立場を確立した」パラシオスとの延長に、ジモン・ロルフェス競技部門取締役は喜びをみせている。「そもそも彼がワールドカップ優勝戦士となったという事実からも、その資質は強調されるものだ。選手としてもチームプレーヤーとしてもね」

　とりわけレヴァークーゼンではフロリアン・ヴィルツ、パトリック・シック、さらにピエル・インカピエと２０２７年までの契約締結に成功していることからも、さらなる主力選手との長期契約は現在の好調なシーズンをさらに後押しするシグナルとなることだろう。「僕はレヴァークーゼンでとても快適に過ごせているし、ここで選手としてひとまわり大きく成長することができた。このクラブの名声によってアルゼンチン代表にも注目してもらえているし、その結果でワールドカップでも優勝を果たせたんだよ」とパラシオス。ちなみにレヴァークーゼンの主力選手のなかで契約を２０２５年までとしている選手は、ベテランＣＢヨナタン・ターと、２２歳のＳＢジェレミー・フリンポン。