リヴァプールがヴィルツ獲得を打診？ロルフェス氏「それは…」

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　ここのところ見せる好調なパフォーマンスを継続していくならば、フロリアン・ヴィルツに対するビッグクラブからの関心は増加の一途をたどるほかないだろう。例えばデイリーメールではユルゲン・クロップ監督率いるリヴァプールＦＣが、若きドイツ代表の獲得に向けて移籍金９２００万ユーロを提示したとも報じられたところ。だがヨーロッパリーグとの戦いを前に行われた会見で、ロルフェス競技部門取締役は「無かった」と明言。さらにそれを踏まえた上で、そもそもその金額自体が不十分であるとの考えを付け加えている。

　「いいや、誰からも特にアプローチなどはないね。そして逆に我々の方も特にそれを求めているわけでもないよ。全くそんな考えなんかない。お金の事を気に掛ける前にうちはサッカークラブだ」とロルフェス氏。そもそも父親でアドバイザーのハンス＝ヨアヒム・ヴィルツ氏は、2023年初めにkickerとのインタビューで、2024年ドイツ開催のユーロ前での移籍の可能性について否定しており、また来年の夏、どこか別の場所でキャリアの次のステップを踏み出すときがくるのであれば、おそらくレヴァークーゼンには１億ユーロを超える金額が残されていなくてはならないだろう。