2023/11/17

シュトゥットガルトが再び主将流出の危機?アントンにレバークーゼンが引き続き関心

©️kicker

 この夏は開幕直前に主将の遠藤航が、自身の夢であったプレミアリーグでのプレーをリヴァプールで叶えるため移籍するも、その後はこれまでの残留争いが嘘のように快進撃を展開。ヴァルデマール・アントンを新主将に据えて上位争いを展開しているところだが、そんな中でここまで15得点と大活躍中のセール・ギラシに加え、またしても主将の移籍の可能性が指摘。

 同じく今シーズンは非常に好調で首位に立っている、バイヤー・レヴァークーゼンはこの夏にもアントンに接触をはかったといわれ、キッカーが得た情報では引き続き話し合いは継続されているという。一方でシュトゥットガルト側は当然ながら2025年までとなっている契約の更新を目指すことになるだろうが、少なくとも来夏に契約最終年度を迎える前に、ドイツ代表参加を夢みるディフェンダーがどういった判断を下すか注目されることだろう。

テストマッチで原口元気が得点、若手エグロフもアピール

 木曜に行われたニュルンベルクとのテストマッチでは、林大地と奥抜侃志は負傷で不在となったために日本人対決は実現しなかったが、それでも後半から投入された原口元気が躍動。後半49分にレーヴェリングのセンタリングを頭で押し込んで先制点をもたらした。さらに同じくここのところトップチームで出場機会のなかった、リリアン・エグロフも追加点でアピール。

 へーネス監督は「前半は比較的優勢だったが、非常に深く守るチームを相手に前線での正確性を欠いていた。もう少し貪欲さと勝利への意欲が欲しかったが、それを後半から示し流れをこちらに引き寄せたね。全体としては非常に満足だよ」と総括。普段より攻撃的に配置されたエグロフについては「非常に献身的で最後に得点を決めた。パフォーマンスはポジティブにみている」と語った。
 

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