2019/05/15

来季のマインツGK陣はミュラー、ツェントナー、ダーメン


 すでに来季のブンデスリーガ残留を確定させている、1.FSVマインツ05。そのなかでゴールキーパー陣については変更が進められており、先日には元ドイツ代表レネ・アドラーが引退を表明。さらに若手フィン・ダーメンとの契約を更新。来季からは第3GKとしての役割が見込まれているところだ。
 そのためこれまで第3GKを務めていた、元ドイツユース代表GKヤニック・フートは新天地を模索することに。2017年はじめには、当時の先発GKレッスルから定位置を奪い、その後のU21欧州選手権出場も控えていたヤニク・フート。さらなる飛躍をきしていたまさにその矢先に疲労骨折。
 その後に優勝を果たしたメンバーに加われなかったばかりか、離脱中に第2GKから第4GKにまで降格し、昨冬にはオランダのスパルタ・ロッテルダムへレンタル移籍していたが、復帰後に待っていたのは第3GKという立場であり、当時から移籍を希望していた。
 同じくバックアップのロビン・ツェントナーについても、若き守護神ミュラーが負傷により8試合欠場していた際に「とてもうまく利用して、チャンスを活かした。うちのGKはレベルが高い」と指揮官は評価されるも、ミュラー復調と共に入れ替えを決断。
 そのためツェントナーは「来季はぜひプレーしたい。目標はマインツでそれができることだけど、不可能っであれば別のことも考えなくてはならなくなるだろう」と移籍を希望する発言を展開。しかしながらマネージャーを務めるシュレーダー氏は、昨季のフートと同様に「話し合いの余地はない。我々はツェントナーに非常に満足している」ことから残留を明言している。
 

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