2022/10/08

マインツIIのウィナー、「一歩一歩」ブンデス目指す水多海斗

©️IMAGO/Martin Hoffmann

 水多海斗は現在、1.FSVマインツ05のU23にて、そのテクニックと洞察力のみならず、ポリバレントさを印象付ける活躍をみせているところ。ここまで4得点、4アシストをマークし、ブンデスリーガでの出場を目標に掲げる日本人FWは、通訳を介する形でこれまでについて振り返ってくれている。

 3年前にドイツへと渡った水多は、SVシュトレーレンにてブンデス4部相当へと昇格、昨夏に1.FSVマインツ05のセカンドチームに加入しており、今はチーム事情から再びウィングでの起用となっているが、今季は主にトップ下としてプレー。チームにとってのキーパーソンとなっている。

 その努力が報われ先日のカールスルーアーSCとのテストマッチでは、トップチームの一員として先発に名を連ねており、試合自体は2−5で敗戦したもののそれでも、182cmの22歳は成長の跡を示して見せており、シーヴェルト監督は「彼のプレーは理解力、ハート、精力性、闘争心をもって、チームメイト全員に勇気をもたらしてくれるものだ」と称賛。

 確かにこれまでウィングを主戦場としてきた水多だが、背番号10が与えられたのは決して偶然のことではない。その走力とスプリント力はウィング向きを示すものではあるものの、さらにそのボールハンドリング、視野の広さ、ドリブル、フィニッシュのスキルは、さらに前のポジション向きであることを示すものでもある。水多の攻撃的資質はトップチームの、ボー・スウェンソン監督も評価するところだが、ただまだ道のりは長い。

 「一歩一歩ですね」と、水多は語る。選択肢としては以前の同僚であったパウル・ネーベルや、メルヴェイユ・パペラのようにブンデス2部への武者修行も考えられるかもしれない。ただ一方で水多とマインツは契約最終年度にあり、その実現のためにはまず延長が前提条件となるのだ。

 週末のFSVフランクフルト戦では終盤に2枚目の警告で退場処分を受けるまで、今シーズンのリーグ戦でフル出場を受けていた水多海斗は、まさに今シーズンの1.FSVマインツ05のセカンドチームにおける、ウィナーとして挙げることができるだろう。

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