2023/01/15
マインツ、「夏から欲しかった」ハンチェ=オルセンを獲得

©️Mainz 05
1.FSVマインツ05はアンドレアス・ハンチェ=オルセンと「長期契約」を締結したことを発表した。kickerが得た情報によれば25歳のディフェンダーとの契約期間は2026年までで、2020年10月より在籍していたKAAヘントに支払われる移籍金額はおよそ250万ユーロになるという。「以前より彼には注目していた」というシュミットSDは、「昨夏の時点で集中的に検討していたし、だからこそ1月に獲得が成立して喜びもひとしおだよ。プレー面のみならずスタミナ、経験値という点でもチームを後押ししてくれる、将来性ももった選手だ」と評した。「まさに理想的な選手だよ」
またスウェンソン監督は「ぜひとも獲得したかった選手であり、ゴールを守るという点において非常に意義あるセンターバックだ。またノルウェー時代には若くして主将を務めた経験ももつ、まさにリーダータイプであり素晴らしいメンタリティの持ち主だ」と述べている。一方の選手自身は「ブンデスでプレーすることは僕の目標であり夢だった」と明かし、「マインツへの移籍は僕にとって完璧なステップ。このクラブにはプレーにおける高いインテンシティ、そしてファンとの情熱的な環境という、サッカーに魅了されるすべての条件が揃っているのだからね」と語った。
ライチュとシュタッハが順調に回復
マキシム・ライチュとアントン・シュタッハは、まだ実戦復帰までは果たせていないものの、それぞれ病気と怪我を経て大きな前進を遂げているところ。「マキシムは我々が思っていたこと以上のことを即座にやってしまう選手だ。グループとの取り組みを共に楽しみサッカーへの衝動に駆られる選手」と評価。ただ10月なかばに肉体的・精神的疲労と診断され「まだいつ完全復帰できるかわからないが、現状には満足している。チーム練習復帰までにそう時間はかからない」と述べており、また12月なかばのテストマッチでつま先を骨折したシュタッハについても、数日後にはジャンプ、方向転換、スプリント、サッカーに特化した練習が追加される予定だという。
ライチュとシュタッハが順調に回復
ただロビン・ツェントナーについては、土曜日のホッフェンハイムとのテストマッチで欠場を余儀なくされており、背中の問題により「念の為の措置であって翌週には練習を再開するよ」とコメント。つまりはブンデス再開までにはまだ万全とはならない可能性があり、「試合前にチェックをして問題がないように願っている。」と語った。仮に欠場となれば今夏の契約満了で退団が見込まれる、フィン・ダーメンが代役を務めることになるだろう。「不安はない。日々の練習でも非常に安定しているしいつだって起用できる選手だ」