2023/04/28

マインツ:アーロン・カリコルが今夏退団、バルフゾルフも売却候補

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 先日のバイエルン戦では見事なロングシュートを沈め3−1での勝利の大きく貢献していたアーロンだが、その後に5年間過ごした1.FSVマインツ05から退団することが同選手のエージェントより明かされた。ヘクター・フェルナンデス氏は、「この居力関係に終止符をうち、アーロンのために別の機会を模索している」とキッカーに対してコメント。

 2018年に締結した5年契約は今夏までのため、当初300万ユーロでのレンタル料と600万ユーロでの買取金額を支払ったクラブ側は、さらに111試合の出場で成果に応じたボーナスも支払ったと言われるなかで、フリートランスファーにて26歳の左サイドバックを失うことになるが、ただ後半戦からはアントニー・カシの後塵を拝する格好で、リーグ戦での先発出場は1度もなかった。

 ちなみにバイエルン戦でのシュートについては、フランス代表アントワーヌ・グリーズマンがインスタグラムにて反応。拍手喝采をおくった。それはすでにスペインで知り合いである2人はそれなりにコンタクトがあることや、グリーズマンの妹がエージェントとして関係していることにも由来しており、マインツ在籍期間中もセルタ・デ・ビーゴにレンタル移籍していることからも、いずれにしてもアーロンの新天地はスペインにあるとはいえるだろう。

ブルカルトは来季復帰を目指す、バルフゾルフは売却候補

 一方でマインツFW事情では、昨年11月からヨナタン・ブルカルトが離脱中で、その後に半月板の手術を受けさらに骨髄水腫にも悩まされるなど、リスクを避けるためにも来季復帰を視野に入れるなか、ルドヴィック・アジョルケが13試合で6得点と大活躍。さらにカリム・オニシウォと、マーカス・イングヴァルトセンらが控えており、さらにマーロン・ムスタファとネルソン・ヴァイパーという若手からの底上げも。そのためデラノ・バルフゾルフについては2025年まで契約を残すが退団候補の一人となっているところだ。

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