2023/05/02

ヴォルフスブルクではマクロワ、マインツではヴィドマーが共に負傷、残り全休へ。

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 日曜日に行われた1.FSVマインツ05戦にて、VfLヴォルフスブルクではマクサンス・ラクロワが、肩に重傷を負ったことが明らかとなった。フランス人ディフェンダーは手術を受ける必要があり、このまま残りシーズンを全休することになるという。この試合ではラクロワ、ボルナウ、ギラボギによる3バックを採用していたコヴァチ監督によれば、試合後「違和感を覚えていたんだ」と説明。代わりには今冬獲得した、ニコラ・コッツァと投入している。ちなみに次節ではミッキー・ファン・デ・フェンが出場停止明けで復帰する。

ボルナウ「無失点試合の数は意識する」

 ちなみにこの日にブンデス最多タイとなる12試合目となるクリーンシートを達成したヴォルフスブルク。残留争いから一転、いまや欧州リーグ争いへと飛躍させた自慢の守備力に、セバスチャン・ボルナウは「その数は意識しているんだ」とコメント。逆にそのそのレベルの高い定位置争いから、自身はあまり出場機会に恵まれない辛い日々も過ごしてきたが、それでも、「でもそもそも僕らはこの定位置争いによって、互いに高め合っているんだ」とボルナウは強調。ラクロワ離脱の中で、この日に今季初得点でさらに自信を高めたボルナウへの期待感は高まるばかりだ。

マインツのヴィドマーも今季絶望

 その一方でマインツ側でもシルヴァン・ヴィドマーが、負傷のために残りシーズンを全休することが明らかとなってしまった。主将を務める30歳の右サイドバックは、相手主将ギラボギとの対人戦にて不運な形で左足首を強く捻っており、そのまま担架によって運び出される姿が見受けられていたが、その後の検査で関節胞を損傷していたことが判明。2月にも大腿の負傷で離脱していたスイス代表にとっては再び、11月より膝の負傷で離脱するヨナタン・ブルカルトとともに来シーズンにむけて回復に務めていくことになる。

大金星でファンから多額の寄付金

 4月22日に開催されたバイエルン・ミュンヘン戦にて、ホームで3−1と大金星をあげたこの試合で、マインツの慈善団体への寄付金額がなんと、4万6300ユーロにまで上っていたことが明らかとなった。なおこのの寄付金は、さまざまな慈善施設、気候、学校の取り組みに役立てられることになり、慈善団体『Mainz 05 hilft e.V.』は2010年の設立以来、合計ですでに200万ユーロ以上の寄付を集めている。

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