ヘルタ再建託されたダルダイ監督の下に、３人の息子たち全員が集結

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　既報通りヘルタ・ベルリンは火曜午前に正式に、パルコ・ダルダイの復帰を発表した。現在指揮をとるパル・ダルダイ監督の長男である２４歳のストライカーは、今回２年契約にサインしている。２０１２年からユースチームで指導にあたっていたダルダイ監督だが、その中でそのヘルタから自身の子供たち三人がいずれもプロへの階段を上っており、その先陣を切ったのが長男パルコ。ドイツユース代表を経てハンガリー代表にも選出されたアタッカーは、ウィングを含む攻撃的な中盤を主戦場とする選手だ。

　２０１７年にブンデスリーガデビューを果たすなど１０年間在籍したヘルタから、２０２１年夏にハンガリーのMOLヴィディFCに移籍した同選手は、そこで通算89試合に出場し、16ゴール26アシストを記録。昨季はリーグ戦２９試合で５得点、８アシストをマークしており、「ヘルタ復帰はとても嬉しいよ。ハンガリーで一回り成長してきたし、ぜひ得点で皆さんを沸かせたいと思う」と意気込みをみせている。

　ヴェーバー強化担当は、「我々はずっと彼に注目していた。彼はハンガリーのクラブでレギュラーとして活躍しただけでなく、国際的な経験を積み、代表チームでもプレーしている。また彼はベルリン生まれでここで育った、この街とクラブに根付いている選手なんだ」と獲得への喜びを示した。

　なお同クラブには３歳年下で逆にセンターバックを主戦場としているマルトン・ダルダイが在籍、ブンデスリーガ降格を喫した初年度返り咲きを果たすため、１７歳で兄と同じアタッカーながら１８５cmと高身長でむしろ中央を主戦場とするベンセ・ダルダイとともに、父パル・ダルダイ監督率いるヘルタ・ベルリンの再建の道を支えていく。

ヘルタが左SB強化、元マインツのルコキ獲得

　その一方でヘルタは左サイドバックの補強を模索。そこで現在はプレミアリーグのブライトン＆ホーヴ・アルビオンに在籍し、昨シーズンはブンデス２部フォルトゥナ・デュッセルドルフにレンタル移籍していた、ミヒャエル・カルボウニクに関心を抱いていたが金銭面で折り合いがつかず、火曜日には今夏マインツとの契約を解消したアンデルソン・ルコキを獲得。昨季２部ロストックにレンタル移籍していた２６歳とは単年契約を締結した。

Ein Herthaner kehrt zurück – Palkó #Dárdai unterschreibt bis 2️⃣0️⃣2️⃣6️⃣. 🤝💙https://t.co/52YtocuQ7b 👈#HaHoHe pic.twitter.com/R0XUiJTTft

— Hertha BSC (@HerthaBSC) July 25, 2023