2023/08/15
マインツ:ハックがサウジ2部移籍。バルフゾルフもレンタル間近

©︎IMAGO/Martin Hoffmann
既報通り1.FSVマインツ05からセンターバック、アレクサンダー・ハックがクラブを後にすることが明らかとなった。これまでブンデス133試合(6ゴール)、3部で72試合(1ゴール)、4部相当33試合(2ゴール)に出場したメミンゲン生まれのア29歳は、初めて海外に出ることを決断。リヴァプールのレジェンド、ロビー・ファウラー氏が指揮をとるサウジアラビア2部、アル・カディシヤと2年契約を締結している。
2014年にウンターハッヒングから加入、翌年には現SDの当時シュミット監督の下でブンデスデビューを果たした左利きのCBは、10年間の在籍期間でファンからも高い支持を得ており「本当に素晴らしい男で、真のチームプレーヤーであり、常に仲間のために立ち上がる選手だよ」とハイデル取締役はコメント。「彼から移籍の希望が伝えられたんだ。ただ彼は生粋のマインツァーであり、常にここの扉は開かれている。彼の多幸を切に願っている」とエールを送った。
一方のハックは、今回の移籍についてサウジアラビアへの移籍は、他国への移籍を意味するだけでなく、異文化への移籍でもあるからね。関係者やロビー・ファウラー監督ともたくさん話をしたし、今は自分の目で確かめたいと思っている」と述べ、「この新しいチャレンジ」を楽しみにしていた。「マインツという街、クラブ、スタッフ、そしてファンを愛しているし、常にマインツァーの一員だと感じてきた。これからもマインツァーの一員であり続けるよ」
またマインツのマルティン・シュミットSDがすでに6月にこのように語っていたように。ルドヴィク・アジョルケ、カリム・オニシウォ、そして若手のネルソン・ヴァイパーとブラジャン・グルーダの後塵を拝している、デラーノ・バルフゾルフに関しては、レンタル移籍の可能性が指摘されており、すでにこの24歳のストライカーは交渉中で、ハックと同様にSVエルフェアスベルク戦は不参加となっていた。2022年初めにヘラクレス・アルメロからFSVに移籍したオランダ人選手は、これまでブンデスリーガで16試合に出場し、1ゴールを挙げている。