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1. FSVマインツ05

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2023/08/24

ドミノ効果：デストが母国ＰＳＶ、ムウェネが古巣マインツ、そしてカンセロがバルサに？

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　水曜午後に１．ＦＳＶマインツ０５は、フィリップ・ムウェネが２年ぶりに復帰することを発表した。２０２１年夏にフリーでオランダ１部ＰＳＶアイントホーフェンに移籍していた左サイドバックには、残り１年契約を残していたため移籍金として今回１３０万ユーロを投じており、スウェンソン監督は「このクラブを熟知した、選手的にも人間的にも適合できるとわかっている選手。慣れのために時間はもはや必要ない。完全に溶け込んでいるからね」とコメント。

　２０１０年にオーストリアからシュトゥットガルトのユースチームの門を叩いたムウェネは、そこでセカンドチームまでは上り詰めるもトップチームの壁は厚く、３部通算７３試合に出場して２０１６年にカイザースラウテルンに移籍。その２シーズンでブンデス２部６５試合でプレーして、２０１８年にマインツ加入。それからの３シーズンでブンデスリーガ３０試合でプレーして、ＰＳＶアイントホーフェンにさらなるチャンスを求めていった。

　その結果２シーズンで７３試合に出場して３得点５アシスト、ＥＬでは１３試合に出場して１アシストを記録し、これからはアントニー・カシとの定位置争いに臨むべくマインツでの再挑戦を決断している。「僕にとってはホームに戻ってくるようなもの。マインツのことはずっとフォローしていたし、ここ数年で大きな発展をみせているよ」

　ただ今回のムウェネの復帰に一役買ったのが、実はスペインの名門ＦＣバルセロナ。セルジーノ・デストが生まれ故郷であるオランダへと復帰するにあたり、ＰＳＶアイントホーフェンをその新天地としたことから、以前より復帰を模索していたマインツからみれば突破口が開かれた格好だ。なおそのバルセロナでもそのデストの移籍で空いたポジションへ、マンチェスター・シティよりジョアン・カンセロの獲得に迫っているところ。

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