激動のマインツ：成績不振、監督の進退問題、反イスラエルの投稿

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　確かに月曜日に行われた１．ＦＳＶマインツ０５の総会の席に、てボー・スウェンソン監督には多くの温かな拍手が送られていた。思惑とは異なるシーズンを過ごしながらそれでも改めて支持が示された格好ではあるもののしかしながら僅かその２日後には、事態は大きく悪化することになる。ドイツ杯２回戦にて格下となるブンデス２部ヘルタ・ベルリンを相手に、マインツは２−３での敗退を喫することになったのだ。

　試合後にマルティン・シュミットＳＤは「これから非常に厳しい分析を行わなくてはならない。そしてこの分析がいい方向に進むのであれば、そのときはスウェンソン監督は土曜日のライプツィヒ戦でも指揮を取ることになるだろう。ただ現時点で私にイエスか、それともノーかを口にすることは期待しないで欲しい」と続投への明言を避けた。

　２０２１年１月より就任しているスウェンソン監督だが、今回のマインツにおける負のスパイラルにはなかなか歯止めをかけることができておらず、ベルリンでは先発メンバーの入れ替えを行うも功を奏さず、攻撃面でも怖さがみられない。「我々としては監督と共に歩んでいきたい。その気持ちは確かだ。ここから共に抜け出したいし、結束力自体は決して損なわれてはいない。ただあらゆる面で停滞がみられているんだよ」とシュミットＳＤ。

　最近ではマインツではピッチ外の騒動に見舞われているところであり、インスタグラムに反イスラエル投稿をしたことで無期限出場停止処分となるも、先日クラブは赦免とし丸くおさめようとしていたアンワル・エル・ガジが、改めて自身の立場は撤回せず「イスラエルを非難する」「後悔などしてない」と投稿。これに「驚き」をみせたマインツ側は, 問題を法的に調査していることをドイツ杯前に発表しており、シュミットＳＤは「一両日中に声明を発表する予定だ。なんとか早く打開策を見つけた解決する」との決意を明らかにした。