2019/02/16
ルメニゲ代表が語るリベリ、ボアテング、ハドソン=オドイ
バイエルンとの契約延長を夢見るフランク・リベリ、そしてバックアップとして不満を感じているジェローム・ボアテング。バイエルン・ミュンヘンのカール=ハインツ・ルメニゲ代表は、これらの質問についてTV局EuroSportとのインタビューの中で語った。
まずリベリについては、「彼のおかげで素晴らしい時間を共に過ごしてきた。サッカーでは感謝だけでどうにかなる世界ではないのだが、ただ彼に対して非常に大きなリスペクトを抱いている。いつか彼とその代理人と共に話し合いを行い、ともに決断を出していくよ」とコメント。
またアウグスブルク戦から再びベンチとなり、自身の役割の不満を感じているジェローム・ボアテングについては、「公に対しては真摯な姿勢でこれに対処していかなくてはならない。それは今の所は彼はいうまくやっていると思う」と述べている。
一方で今冬には、チェルシーの若手カラム・ハドソン=オドイの獲得を、ハサン・サリハミジッチSDは熱望する発言を行なっていたが、このことについては「ハサンはとても精力的に取り組んでいたし、すべて正しい行動をとっていたと思う。ただ我々(この番組の解説者であり、元バイエルンのSDザマー氏も含め)は、常に選手獲得で成功していたわけではないんだから」との考えを強調。
なおライバルのボルシア・ドルトムントでは、非常に若い選手を主体としてチームの再構築を行なっているところだが、同じく世代交代を進めるバイエルンのルメニゲ代表は「ドルトムントと我々の抱く哲学は異なる。我々は若手とトッププレイヤーをうまく組み合わせていこうとしている。ドルトムントは確かに興味深い若手をチームに加えているが、しかし我々にはそこまでの忍耐力がないんだ。特に世間ではその3倍は無いといえるだろう。成功に貪欲なんだよ」との見方を示した。