2020/09/28

アラバと最終契約年度に突入?ウルライヒはヘルタに断り


 週末に行われたTSGホッフェンハイム戦では、アレクサンダー・ニューベルではなく、バイエルンのベンチ入りを果たしていたスウェン・ウルライヒ。しかしながらフリック監督はあくまで一時的な対応であることを強調、ウルライヒもまた新天地を模索しているところだ。そんな中で、ヘルタ・ベルリンからの問合せが寄せられていたようだが、32才のGKは数週間前に断りを入れていた模様。
 その一方でダヴィド・アラバについては、膠着した状況が続いている。バイエルン側の姿勢としては、あくまで現在提示する内容以上の改善はしないというものであり、さらにアラバ側の交渉の姿勢に嫌気もさしてきているところ。現時点ではアラバに他クラブからのオファーがないことから、現状のままいけばこのまま契約最終年度に突入していくことになるが、果たして10月5日までに変化は起こるだろうか?

 バイエルンでは水曜日にはドルトムントとのDFBスーパーカップが控えるなど、コロナ危機の影響もあり超過密日程での対戦がつづく。ホッフェハイム戦での33試合ぶりの敗戦後には、心身の披露を言い訳にしない姿勢を指揮官、選手たちともにみせ、今回のスーパーカップでも「勝ちに行く」と宣言しているが、ただ彼らも決して『機械』のようにはいかないということでもあるだろう。
 そこで今夏の移籍市場におけるバイエルンの動きにも注目が集まる。ハビ・マルティネスのアスレチック・ビルバオへの復帰が取り沙汰されている上に、ミカエル・キュイザンスについては、リーズ・ユナイテッドへの移籍が迫っていると母国フランスで報道。獲得を目指していたセルジーニョ・デストとの争奪戦はバルサに軍配があがっており、主力にベテランも少なくないことからも選手層の厚みを増しておきたい。
 

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