2020/11/04

延長撤回のアラバ、サリハミジッチSD「無償放出は大惨事」


 バイエルン・ミュンヘンは長きに渡り継続してきたダヴィド・アラバとの延長交渉に見切りをつけ、オファーを撤回する考えを明らかにした。果たして契約を来夏まで残すオーストリア代表の今後はどういった展開をみせていくことになるのか?
 「それはこれから見守っていくことになるよ。こんな短時間では考えはまとまっていない」と、チャンピオンズリーグGL第3節RBザルツブルク戦前のプレスカンファレンスにて、アラバ自身が返答。「ニュースを通じて知った」そうで、「失望しているし傷ついている」としつつ、「このチームの一員としてプレーしていることを、常に嬉しく思っている」とも強調している。
 それではいったいいつまで、アラバのバイエルン時代は続くことになるのか?スカイに対して、ハサン・サリハミジッチSDは「どう妥協点を見出していくのか、まだ私にはわからなね」と説明。あくまで「今はダヴィドの移籍に備えなくてはならないということ」であり、「オファーを撤回する」ことはすでに選手や代理人にも伝えたことだ。
 それでも「我々はプロ。彼のことは非常に評価しているし、トッププレイヤーであり、チームにとって大きな意味をもっている。ここでプロフェッショナルに対応にしていきたい」と述べ、それと同時に「もしもそのような選手を無償で手放す事態になれば大惨事とは言えるよね」とも認めた。
 

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