2021/02/07

30秒遅れで機内宿泊!バイエルン首脳陣は怒り心頭


 長距離移動を経てバイエルン・ミュンヘン一行はようやく、クラブワールドカップ開催地カタールの首都ドーハへと到着した。「確かに今回はタフな移動になるとは思っていたよ」と、到着後カール=ハインツ・ルメニゲ代表取締役はドイツの大衆紙ビルトに対してコメント。「しかしね、まるでアンチ・バイエルンの妨害行為でも受けてしまったようにも感じているよ」と語るなど、その強い苛立ちを隠そうとはしない。
 いったい何が起こっていたのか?問題となったのは、ドイツ国交省から0〜5時までの夜間飛行禁止時間帯でのフライトに特別許可を得ることができずに、そのまま飛行機内での宿泊を余儀なくされたということだ。だがルメニゲ代表によれば、ヘルタとの試合を30分早めに試合を開始するなど、「当初からギリギリということは想定していた」ために、選手たちは23時5分の時点では、すでに機内に搭乗してフライトを待っていたという。
 「しかしながらそれから機体の除氷作業が残っており、さらにテクニカル系のことにも対応する必要があったため」に出発時間が遅れ、そしてパイロットからは「30秒の遅れが生じたため、離陸許可が取り消されましたと伝えられた」と説明。「馬鹿げている。家に帰って頭を冷やしてもらいたいものだ」と、今もなお怒りは治らないようで、その後ミュンヘンでの乗り継ぎを経て9時15分にはようやく、選手たちは一路カタールへと向かうことになった。
 「バイエルン・ミュンヘンが、ドーハにて行われる国際大会に、我が国の代表として出場しているのだということを、考慮しておくべきことではないだろうか。とにもかくにも我々としては何より、このクラブワールドカップにて優勝を果たすということ。それはブンデスリーガ全体、さらにはドイツにとっても決して悪い話ではないと思うが」とルメニゲ代表。
 ただ機内における選手たちの雰囲気については、ヘルタ戦での勝利後ということもあって「幸いにも、比較的よかった」ものの、やはり「これから試合をするにあたって、エネルギー面が求められることになる」と、フィジカルコンディションについて危惧。とりわけベルリンの試合では降雪の中を戦い、今は気温差およそ30度ある中東の地へ。加えてPCR検査のため、調整トレーニングもキャンセルされるなど、バイエルンは試合に臨む以前に、大きな試練へと見舞われてしまった。
 

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