2021/02/17

ダヴィド・アラバ、今夏のバイエルン退団を発表


 ダヴィド・アラバが、今夏でバイエルン・ミュンヘンを後にすることを正式に発表した。今のところはまだ、その行き先は不透明のままとなっているものの、パリ・サンジェルマン、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシーらが挙がる中で、最近ではレアル・マドリードが有力視されているところだ。
 「新しいことをする、僕はそう決断したんだ。13年間ここにいた僕にとって、これは決して容易な決断ではなかったよ」とアラバはコメント。新天地を模索するにあたり金銭面ではなく「これから4年、5年、6年、7年、僕がサッカーをプレーできる限り、どういったキャリアを過ごせるか」を大切に考えているという。
 2008年よりバイエルンに在籍し、守備のオールラウンダーとしてこれまでブンデス1部通算286試合に出場(17試合はホッフェンハイム時代)し9度の優勝、チャンピオンズリーグでは87試合に出場して2度の優勝を達成しており、さらにドイツ杯でも6度制覇。オーストリア代表としては76試合に出場し14得点をマーク。
 なおバイエルン側は粘り強く交渉を行っていたものの、11月初めに延長オファーを取り下げることを決断。なお来季以降も契約を残すDFは、左SBにはデイヴィースと来季加入のリチャーズ、右SBにはサールとホッフェンハイムにレンタル中のもう1人のリチャーズ、SBでもCBでもプレー可能なパヴァールとエルナンデスに加え、CBでは新加入のウパメカノと若手のクアッシ、そしてズーレ(2022年迄)が控えている。
 

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