2021/08/30

勢いに乗るムシアラ、巻き返しをはかりたいサネ


 週末に行われたヘルタ・ベルリン戦にてスターティングメンバーに名を連ねていた、バイエルンが誇る若きドイツ代表ジャマル・ムシアラ、その期待に18歳の若武者も結果で応えてみせており、3得点目はムシアラから生み出されたものだった。試合後、ナーゲルスマン監督は「ジャマルはオフェンス面において、特にドリブルにおいて素晴らしいクオリティを持っており、私の最大の課題はそれをできるだけ維持させることにある。」と評価。「彼は非常に謙虚で、そして自分がまだこれから伸びていく選手だということも意識している」と言葉を続けた。
 そのムシアラが61分に交代するとき、観客からは温かな拍手が送られることになるのだが、その代わりに登場したのが先日のケルン戦にて、交代の際にブーイングが挙がりその後も話題が続く、ドイツ代表リロイ・サネである。ここのところの不振を思えば決して、ベンチスタートは驚くようなことではなく、またナーゲルスマン監督はサネがこれまで、ベンチから得点へと結びつけていた過去についても強調。これにサネも応えており、この日のバイエルンの4点目はサネのアシストによるものだった。
 とはいえ1年前に大金を投じてマンチェスター・シティから加入し、バイエルン首脳陣からスーパースターとして讃えられながら迎え入れられた同選手の役割は、決してスーパージョーカーへの道を歩むことではないだろう。だがサネはここまで、大怪我による長期離脱、そして移籍金の金額や首脳陣からの高い期待値などのプレッシャーからも、現時点ではうまく克服することができていない。首脳陣の我慢もいつかは尽きる時はくる、そしてウィングでのライバルたちは、ニャブリしかり、コマンしかり、そしてこの日のムシアラしかり、それぞれ安定したパフォーマンスを発揮しているところ。
 

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