2021/09/09

4日間で2つのトップマッチ控える、バイエルンが抱える悩み


 4日間のうちに2試合のトップマッチが控えながら、5人もの負傷選手を抱えているバイエルン・ミュンヘン。ユリアン・ナーゲスルマン新監督には開幕早々から、仕事が山積みの状態が続いているところだ。
 まず代表戦明け最初の週末には、指揮官にとって直近の古巣ライプツィヒとの注目の一戦が控えており、そして来週の火曜にはチャンピオンズリーグの初陣を飾るFCバルセロナ戦は待ち構えているところ。そこではぜひ主力を揃えて臨みたいところなのだが、何人かの選手にはまだ疑問符がつく。
 例えばアルフォンソ・デイヴィースは、キングスレイ・コマン、コランタン・トリッソ、ダヨ・ウパメカノ、そしてトーマス・ミュラーらと同様に、代表から負傷を抱えたために離脱。ミュラーに関しては個別調整ながらも週末に間に合う可能性があり、また水曜日に好印象を残したウパメカノについても同様だが、デイヴィースとコマンについては、そこまでの期待は持てないようだ。コマンはふくらはぎに問題を抱え、絵デイヴィースに至ってはまだ検査の結果待ちという状況にある。
 仮にウパメカノとデイヴィースが共に欠場となった場合、ナーゲルスマン監督は守備陣をほぼ全面的に再編成していかなくてはならない。デイヴィースの代役候補としては、若手スタニシッチが両方のサイドバックでプレー可能であり、またエルナンデスも考えられるが、膝の負傷から復帰したばかりのフランス人DFに関しては、CBとしてプレーする可能性が高いだろう。ただCBの候補としては他にもクアッシやズーレも控えている。
 またコマンの代役候補としてはニャブリ、ムシアラ、サネのいずれかを両ウィングで配置可能な状況であり、ミュラーのトップ下のオプションとしては、先日にライプツィヒから獲得したサビッツァが控えているところ。同選手の入団会見は、明日の木曜日が予定されている。
 

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