2021/09/10

直近の古巣戦を前に、元主将サビッツァ「良い準備ができる」


 「ここにくるのは、ずっと夢だったんだ」バイエルン・ミュンヘンでの入団会見の席にて、マルセル・サビッツァはそう語った。子供の頃からファンだったクラブへの入団は、「メディアからの注目だけでも、すぐに今回の移籍というものを実感した」とのことで、「それに練習施設についても別物さ。だってあのゼーベナー通りにいるんだよ」と言葉を続けている。
 ただ新天地で待ち構えていることも、よく理解しており、「バイエルンに加入するなら、まずはチャレンジャーとして臨むことになるのは当然のことだ」と、サビッツァ。「僕にとっての状況は、もちろん変わったよ」と述べ、「自分次第だと思っている。ライプツィヒでは絶対的主力で、主将を務めるなどリーダー的存在となっていたけど」と語った。「確かにやらなきゃいけないというプレシャーはあるし、だからこそここが僕にとって正しい場所だと思うんだ」
 そして奇しくもその最初の対戦相手が、「先週の日曜日にはいた」という、直近の古巣ライプツィヒ。「準備期間も一緒にしたし、最初の試合にも出ているからね。もちろんチームのことは知っているし、ビデオ分析をみる必要はないね。良い準備ができると思うよ」と自信をみせたサビッツァは、「ライプツィヒではブンデス2部からチャンピオンズリーグの舞台へと、共に歩んで行った。そしてリーダー的存在となり、キャプテンにも選んでもらった。その恩に僕もだいぶお返ししていたとは思うよ」と、改めてその胸を張った。
 

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