2022/7/24

バイエルン・ミュンヘンの米国ツアー総括


バイエルン・ミュンヘンの選手団は今週の月曜午後、1時間34分おくれでミュンヘンから、ワシントンDCに向けて飛び立った。それは1週間にわたり知名度の向上、マーケティング活動を目的とした米国ツアー実施のためであり、マーケティング担当のアンドレアス・ユング氏によると、アメリカでは2900万人のフォロワーを誇ってもそれだけでは不十分だという。例えば土曜日に開催されたマンチェスター・シティとの、プレミア王者vsブンデス王者の戦いはその一助となることだろう。
今回行われたNFLパッカーズの本拠地ランボー・フィールドは、人口10万の都市にあって8万人収容可能となっており、周辺地域を含めても人口は30万人規模。サッカーのスター選手たちを目の当たりにするのは、今回がはじめてのことだ。しかしユング氏によれば米国における「最大のスポーツイベントはチャンピオンズリーグ決勝。1億3000万人がサッカーに関心を抱いており、同決勝はスーパーボウルよりも多くの人たちが視聴している」と語る。
ただマーケティングにたよるところが大きく、サッカーが徐々に受け入れられている中で、その理由はユニフォームの売り上げからも明らかだ。これまでの米国ツアーではバイエルンのユニフォーム販売トップはロベルト・レヴァンドフスキだったものの、今年からは新加入のサディオ・マネとなっている。そう、マネはプレミアリーグで活躍してきた選手であり、プレミアはブンデスと比較してグローバルマーケティングが本格化しているのである。
今回のツアーでバイエルンの選手たちは、ファンたちとオープンに交流し、また数多くのスポンサーやマーケティングのアポイントも首尾よく事は運んだ。経済的な目的は達成されたといえるだろう。ただ一方で過密日程の中でのストレスもある。とりわけ準備の最終段階に入る直前であったこの期間は、レギュラーシーズンにおける重要な資金石とも位置付けられるものだ。ただ例えばDCユナイテッドとのテストマッチでは移動や天候からの負荷の影響も見て取れたとはいえ、多くの役割を果たす腕試しの場となった。まずは帰国後しっかりと休養、再生プログラムをこなし、火曜日からは再びDFBスーパーカップ、RBライプツィヒ戦にむけた細かな作業が始まる。

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