2022/7/29

バルサのラポルタ会長「他人への干渉はご遠慮願いたい」


 ジュール・クンデの獲得により、FCバルセロナは巨額の負債にも関わらず、更なる大型投資を実施した。この獲得以前よりバイエルンのナーゲルスマン監督は、13億5000万ユーロという負債の中でそれがどうやって果たせるのか、そこに疑問の声を呈しており「彼らはレヴァンドフスキのみならず、他の選手も購入している。世界で唯一、お金がないのに選手を買い漁っているクラブだろうね。奇妙だし、とんでもないことだと思うよ」とコメント。
 ただバイエルンのカーン代表はより慎重な姿勢を示して、「外からみるだけで物事を判断することはあまり好まないよ。確かにバルサには少なからず負債があることが伝えられてはいるが、誰も内部事情を本当に判断することなどできないのだから」と述べている。「彼らは彼ら自身、どういう行動をとっているのかをわかっているはずだよ。本当の数字を知っているのは彼らだけなのだ」
 そんなカーン代表の言葉も、バルサの会長をなだめるところまでには至らなかったようで、ジョアン・ラポルタ会長は「レヴァンドフスキの移籍金で大金が振り込まれているかを確認してもらいたいね。私は皆をリスペクトしており、他人の財政には口出しはしない」と強調。「自分たちのことは、自分たちでやるものだ」と付け加えながら、世間の批評家に対しても釘を刺している。
 「彼らはできないと思ったかもしれないが、バルサがもつ強さ
と新たな取締役をみくびっていたのだ」そう語気を強めた同会長は、バルサはその歴史から大きな価値のある資産を手にしており、さらに25年間分のテレビ放映権料の売却で6億6750万ユーロをクラブが手にすることを指摘。「我々全員が何をすべきかわかっている」と胸を張った。「私は他人に干渉はしないし、だから他人には干渉をご遠慮願いたいところだ」
 そして一方ではさらに、マンチェスター・シティからベルナルド・シルバへの獲得という動きも予想されている中で、ラポルタ会長は『CBSSports』のインタビューで、27歳のポルトガル人選手は「とても良い選手」であはるが、ただあくまで現在はマンチェスター・シティに所属している選手だよ」と述べるにとどまっており、どうやらこちらは見送られることになるかもしれない。

 ラポルタ会長からの反論にナーゲルスマン監督は、そもそも「彼は自分のクラブを代表する立場にあり、私もある程度は自分のクラブを代表する立場にある」とし、内部事情には当然自身は精通しておらず、「今回ラポルタ会長が発言をしたことは良いことだと思っているんだ」とコメント。例えばハリー・ケインを巡っては「私は決して大袈裟なことは言ってない。優れたFWでブンデスでもどこでもやれると言ったに過ぎない」のであり、コンテ監督と話をして「万事順調」であることを挙げつつ、「突発的な発言もあるかもしれないし、それは必ずしもクレバーなやり方ではないかもしれない。だから批判的な反論があっても問題ではない」として「これからも自分の意見は口にする」と語った。
 

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