2022/08/23

バイエルンに不可欠な存在、コマンが復帰戦で文字通りMVPの活躍

©︎IMAGO/Sven Simon

 ユリアン・ナーゲルスマン監督が米国にて合宿を行なっていた際、とりわけ鋭いクロスとそれに比例して高い成功率を誇った、キングスレイ・コマンが目を引いていた。軽快なフックで相手をドリブルで巧みに翻弄してみせるフランス代表ウィンガーだが、しかしながら既に準備期間のうちから開幕戦を欠場することは明らかだった。なぜならば3試合の出場停止処分がシーズンを跨いでいたためであり、一方でナーゲルスマン監督はそんなコマンが気が抜けるのか、それともより一層練習に励むのかを「重要視していた」と週末の会見にてコメント。確かにムシアラやニャブリ負傷の影響もあったが、その結果によってコマンはシーズン初戦を先発で飾ることになる。

 そして練習でも先発を強力にアピールしていたコマンは、そのボーフム戦にてさっそくその期待に応えるパフォーマンスを見せており、リロイ・サネとのコンビネーションは相手ディフェンダーにとって手も足もでないほど。その作品の結果は、1得点3アシスト。kicker採点1で、文句なしのブンデス第3節MVPという、まさにこれ以上ない復帰戦を飾って見せたのだ。特にコマンはレヴァンドフスキの移籍により変化が生まれる今シーズン、良い多くの得点を決めることを自身の目標に掲げており、その高い推進力からナーゲルスマン監督も「彼ならもっと得点できるようになるさ」と太鼓判。「彼は最も重要な選手の1人であり、1vs1の状況を打開できる力がある。ウィングでは欧州トッププレーヤーの1人だね」

 そういったパフォーマンス部分での評価はもとより、ピッチ外の部分においても称賛を受けるコマンは、昨季後半戦の時点でもすでにノイアー、レヴァンドフスキと共に、バイエルンにとって必要不可欠な存在に。これまで幾度となく負傷に見舞われ苦しい時間を過ごしてきたものの、食生活を見直し、そして新しいケアにも積極的に取り組むなど「いろんなことを変えていった」と同選手。もうバイエルンでの時間は7年が経過したが、ただ忘れてはならない。まだコマンは26歳。まだまだこれからの発展が大いに楽しみな選手なのである。

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