2022/08/26

ナーゲルスマン監督が抱える贅沢な悩み、ほぼ全員オプションに。

©︎IMAGO:Ulrich Wagner

 このワールドカップイヤーにおけるシーズンの出だしは、まさにバイエルン・ミュンヘンにとってこの上ないものとなった。3連勝で得失点差は12:1。レヴァンドフスキ退団のより早い段階から変更した4ー4−2システムも落ち着き、そして当初はコマンが出場停止、さらにムシアラやニャブリの負傷が続いたものの、それも長期離脱中のレオン・ゴレツカ、そして結石除去手術を受けたエリック=マキシム・シュポ=モティング以外の全員が、すでに戦列に加わっているところだ。

 だがそれを別の言い方で表現するならば、例えば出場停止開けとなったコマンがさっそくMVPの活躍をみせ、今夏加入のサディオ・マネもクラブのレジェンド、トーマス・ミュラーと同様に欠かせない存在となっていることが、前述のニャブリやムシアラ、そしてリロイ・サネらを擁するバイエルン攻撃陣のなかで、ナーゲルスマン監督は難しい判断を下さなくてはならないということでもなる。サネはボーフム戦でも輝きを解き放ち、ニャブリは確実な得点源としての存在感を、さらに若武者ムシアラは開幕ダッシュの顔というべき活躍をみせた。

 とりわけムシアラについては金曜、ローター・マテウス氏が特にお気に入りな選手として挙げており、「もしも体調さえ問題なければ、私だったら常に起用していくだろう。ジャマルはリオネル・メッシを彷彿とさせるところがある。このままいけば世界的なサッカー選手となる可能性を秘めているんだ」と絶賛。しかしながらナーゲルスマン監督は先発確約の可能性について問われ、「それは無い。まだ100%ではなく、まだいくつかの課題もあるのだから」と慎重な姿勢を強調する。

 そういった激しい定位置争いはオフェンス面のみならずディフェンス面にもみられるものであり、例えば左SBのアルフォンソ・デイヴィースが復調。すでにフル出場に耐えられるところまできているとのことで、CBについては「まだはっきりとはしていない」とナーゲルスマン監督。「3人のうち2人がプレーすることになる」と述べており、これからエルナンデス、ウパメカノ、そしてデ・リフトの中から選択しなければならない。

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