スカパー!
2022/08/29
バイエルンはニューベルとの延長目指すも、代理人は「懐疑的」

©︎picture alliance / DPPI media
バイエルン・ミュンヘンの未来構想のなかには、アレクサンダー・ニューベルも「もちろん含まれているよ」と、ハサン・サリハミジッチSDはコメント。「彼は我々の将来設計において非常に重要な存在だ」と強調しており、そのためまだ2025年まで残されている同選手との契約を、すでに更新することを目指しているのだ。更なる協議はこの冬にも予定されている。
現在はフランス1部ASモナコにレンタル移籍中のゴールキーパーは、先週末ではメッシ、エムバペ、ネイマールらを擁するパリ・サンジェルマンを相手に好セーブを連発。その目の前に立ちはだかってみせたばかりだが、ただレンタル契約はあくまで今季いっぱいまでのため今後については不透明となったまま。特にノイアーとバイエルンとの契約は2024年までということもあり、当面の課題は来季の過ごし方となるだろう。
実際にニューベルの代理人を務めるバックス氏は、「ノイアーとニューベルというGKコンビの組み合わせは存在しない」と明言しており、ニューベル自身も5月初に「マヌエルはまだいるということであれば、うまくはいかないと思うよ」と指摘。「バイエルンとは最善策について」話し合っていく必要があるが、それでもさらに1年間のレンタル移籍は考えられる選択肢だ。
それではそれ以降となれば?その時はまたノイアーの決断次第というところもあるだろうが、いずれにしてもバイエルン首脳陣もノイアー/ニューベルという組み合わせはなく、ノイアーがさらに残留するとなれば契約最終年度に入るニューベル売却に迫られることになる。それとも延長?「バイエルンとの契約更新は光栄なことですよ」と代理人は述べつつも、ただシャルケ加入時からノイアーの壁に苦しんだ「過去の経緯からみて、彼自身は懐疑的でもあると思いますね」と言葉を続けた。