バイエルン、ハサン・サリハミジッチ氏との契約を２０２６年まで延長

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　バイエルン・ミュンヘンＡＧの監査役会は月曜夜に行われた会合にて、ハサン・サリハミジッチ氏との契約を２０２６年まで更新することを全会一致で可決した。２０１７年よりまずはスポーツディレクターとして入閣していた４５歳は、２０２０年夏に取締役に就任。これまでの契約は来年夏までとなっていた。

　ハイナー会長は「ハサン・サリハミジッチ氏はバイエルンを率いるようになってから５年間、素晴らしい仕事ぶりをみせてきた人物だ」と称賛。「プロフェッショナルさ」と「タレント」という競技的領域を構造的にも、そして人材的にも常に発展へと導いていると評しており、「競技面における目標のみならず、経済的枠組にも常に目を配っているよ。２４時間バイエルンのために全てを捧げてくれているんだ。彼はバイエルンの遺伝子、継続性、そしてタイトルのその象徴ともいえるよ」と言葉を続けた。

　一方のサリハミジッチ氏も今回の契約延長に喜びを見せており、「私は常々、バイエルンを愛しており、ここがホームであることを口にしてきた。この非常に良好で強力な協力関係を引き続き継続していけることを非常に嬉しく思っているところだよ。経済的な理由に基づき、国内外での競争力のある、成功をおさめられるチームを毎シーズン、会員やファンの皆さんに提供すること。それが私や取締役会の同僚たちが掲げる目標なのだ。そのために身を粉にして取り組む覚悟だよ」と語っている。

　これまでサリハミジッチ氏の就任期間でバイエルンは、リーグ戦では５年間連続して優勝を果たしており、さらにドイツ杯では２度優勝、そして２０２０／２１シーズンではハンジ・フリック監督の下でチャンピオンズリーグを含む、６冠達成という偉業をも成し遂げている。