2022/09/07

売却候補からバイエルンの主力候補に、真価問われるマルセル・サビッツァ

©️IMAGO/Matthias Koch
Aus Mailand berichtet Frank Linkesch

選手への判断は獲得、そして売却ともに決して早まるべきではない。まさにその恒例となっているのが、バイエルン・ミュンヘンにおけるマルセル・サビッツァであろう。この夏には古巣RBライプツィヒのコンラッド・ライマーに対する関心が伝えられ、有力な売却候補とみなされていたものの、レオン・ゴレツカの負傷離脱で巡ってきたチャンスを活かし突如その存在感が示されることになるのだ。

「彼は決して前向きさを失うことなく、諦めるようなことなどはなかった」とライプツィヒ時代には主将に任命していた、ユリアン・ナーゲルスマン監督はコメント。「確かに移籍1年目は決して楽な時間ではなかったし、素晴らしいシーズンを過ごせていたわけでもない。それは確かなことで彼自身もよく理解できている」中で、ここまでの2年目では「良いシーズン」を過ごせるようになってきたところ。それでは果たして、それがいつまで続いていくことになるのか。それはこれからサン・シーロにて迎えるチャンピオンズリーグ初戦での起用からも見えてくるかもしれない。

復調したレオン・ゴレツカが当然ながら先発復帰を目指す中で、サビッツァにはこれまでと同様に結果を出し続けることが求められている。「彼はバイエルンのプレーに多くのものを持してくれる存在なんだ」という指揮官の評価にあるように、確かにそれは決して華々しいものではなく、その価値を認めることは容易なことではない。例えば得点やアシストに直接絡むことは多くはなく、その役割はむしろバイエルンでは別の選手がになっているが、「サビッツァのプレーというのは非常に知的なもので、対人戦もポゼッションもクレバーにこなしているよ」とナーゲルスマン監督は絶賛。これからドイツ王者での立ち位置確保に向けた、マルセル・サビッツァの本当の戦いが今幕を開けた。

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