2022/09/12

12年ぶりのつまづきにも、サリハミジッチ氏はナーゲルスマン監督を全面擁護

©️IMAGO/MIS

 日曜日にドイツTV『Sport1-Doppelpass』に出演した、バイエルン・ミュンヘンのハサン・サリハミジッチ競技部門取締役は、極力周囲に暗雲が立ち込めないように努めてはいたものの、それでも12年ぶりとなるここまでのつまづきは、明らかにその期待にはそぐわないものだ。特にグラードバッハ戦での痛み分けこそ、バイエルンは数多くの得点チャンスを生み出してはいたのだが、その後のウニオン、そして今回のシュトゥットガルト戦についても、盛り上がりに欠ける試合展開をみせており、「昨日はとにかく物足りなさを感じた。自分たちらしくなかったし、本来ホームならもっと魅力的なプレーして観客の皆さんに満足してもらわないと」とコメント。

 CL初戦のインテル戦と比較して6人の先発メンバーを入れ替えた、ナーゲルスマン監督の判断については、そもそもまだ今のバイエルンが「本調子にはないことは分かっているのだから。その歯車にまだ少し砂がかかっているところなのだよ」との言葉で表現。指揮官への擁護を示しており、「監督が変化を与えたことはOKだ。CLでは出場してもよかった選手が何人もいたし、監督としても多くの選手達に満足感を与えていかなくてはならないところもある」と説明。こういった「直感的な部分」を育んでいきながら、2年目を迎えた青年指揮官は「自分のスタイルを見出したところなのだ。こういったチームをまだ持ったことはなかったのだから」との見方を示している。

 つまりは「学習プロセスの中にある」ナーゲルスマン監督について、積極的にサリハミジッチ氏としては擁護していく姿勢であり、あくまで疑わしきは罰せずというスタンスで臨むことを「ナーゲルスマン監督本人にも伝えている。もし選手たちの間で不満が募って、チーム内の雰囲気が悪くなるくらいならば、まだもう1度引き分けを演じてさえ良いと思っている」と語った。だがそういったバイエルン首脳陣の思いとは裏腹に、ナーゲルスマン監督がこれまでよりも、世間からのより厳しい目に晒されるようになったことは変わりないだろう。

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