2022/09/18

バイエルン:お寒い中で2年ぶりのビール祭りへ。カーン代表「不満以外なにものでもない」

©️IMAGO/ActionPictures

 この日のバイエルンの州都では寒々とした秋空の中で雨粒がこぼれ落ちており、その中に2年ぶりとなるバイエルン・ミュンヘンの選手たちが姿を見せていた。ただそのバツの悪さは明らかに見て取れたことだろう。確かにナーゲルスマン監督はカメラに向かって小さく微笑みをみせてはいたのだが、ただこのような寒々とした雰囲気はこの日の天気に関わらず、昨晩の時点で十分に予見できてたことである。

 FCアウグスブルクとのバイエルンダービーにおいて、バイエルン・ミュンヘンは0−1と敗戦を喫しており、これが今季初の黒星となっただけでなく、リーグ戦では4試合連続での未勝利を意味するものとなってしまったのだ。オリヴァー・カーン代表は「ブンデスリーガにおいては、不満以外の言葉はない」とコメント。「我々としてはチャンス自体は豊富に作り出してはいるものの、実際に得点となったゴール数があまりにも少なすぎるのだ。とにかく決めきれていないということ。何度も、何度も相手にクリアされ、何度も、何度も雑なラストパスをみせ、そして何度も、何度も必要な集中力に欠けた、結果を出しきれない姿が見受けられているのだ」

 冷静に、そして淡々と言葉を続けていった同氏は、これから迎える「この代表戦期間において、いちど落ち着いて全てを見直していくよ。そこで分析もおこなっていく。多くの話し合いを重ねていくだろう。そしていかにしてできるだけ早く、軌道修正をはかっていくのかを見極めていく」と述べ、「我々は必要とされるものは全て兼ね備えているんだ」とも強調。「素晴らしいチーム」であり、「卓越したスピードをもって攻撃を仕掛ける数多くの選手たち」を擁し、ブンデスリーガでも得点を決められる十分なクオリティがあるはずなのだが、それがここのところはめっきり見受けられていない。

 だからこそ、カーン代表は「真相を究明する」ことを明言しているのである。戦術面、選手個々のコンディション、チーム内における姿勢、風土、無論ナーゲルスマン監督に至るまで。ただカーン代表は決して、監督の進退問題に関わる議論を巻き起こしたいとは考えていない。「今はどのコーチにもまったく目を向けてなどいないし、我々はユリアンに確信を抱いている」とコメント。むしろ今回の代表戦期間におけるテーマは、「現状における分析」と「批判的な目で議論をしていく」ことにあるのだ。

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