2023/12/05
スカパー!
2022/10/09
苛立つナーゲルスマン監督「それはルメニゲ元代表以外、皆が言うこと」

©️IMAGO/Revierfoto
土曜夜のドイツ頂上決戦後、ユリアン・ナーゲルスマン監督が苛立ちを露わにしていた理由は、前半終了間際に相手MFジュード・ベリンガムがアルフォンソ・デイヴィースの頭部を蹴ったにも関わらず、退場処分を受けなかったことに他ならない。
スカイとのインタビューでは「さして議論することもない」と不機嫌そうに語った指揮官は、「意図的であろうとなかろうと、思いっきり蹴り上げていたのだ」とコメント。脳震とうの疑いで病院に搬送されていることについては、「顔面を蹴られたのだから当然だろう」と言葉を続けている。
また今回2点のリードを守れずロスタイム被弾で痛み分けに終わったことで、バイエルンはリーグ戦最近6試合でわずか1勝。先日ではカール=ハインツ・ルメニゲ元代表は『BR 24 Sport』の取材に応じ、「彼は素晴らしい才能の持ち主」と評した上で、「まだ若くこれから経験を積まなくてはいけない」と強調。バイエルンの重圧は「そう簡単ではない」としており、「時間を与えなくては」と語っていた。
これにナーゲルスマン監督は「ルメニゲ氏以外も、みんなそういっているよ」と、まるで(言い過ぎ)と言わんばかりの姿勢をみせ、「私は才能のある監督で、それを誇らしく思うね」とも発言。そして「私としては、日々ベストを尽くしていくということだ。あとは周りが決めることだよ」と述べている。