2022/10/16

今年のバイエルンの年次総会は爆破予告で終幕

©️IMAGO/ActionPictures

 昨年度のバイエルンの年次総会では、怒号が飛び交い、「ハイナー、でていけ!」の罵声が浴びせられるなど、異様な光景と混乱の中で閉幕の時を迎えることになったのだが、土曜日は全く違う理由により、異例の閉幕を迎えることになった。

 確かに土曜日に行われたバイエルン・ミュンヘンの年次総会では、侃侃諤諤(かんかんがくがく)と議論が交わされる場面もあったものの、それでも特に大きな波乱はなく、10時42分に終了の時を迎えていたのだが・・・。

 しかしながらその後に役員会は午後11時15分まで、プレスカンファレンスを開催するという異例の措置をとる。メディア・コミュニケーション担当のシュテファン・メナリヒ氏が、全員を会場から送り出すためである。

 このような厄介な結末を迎えるに至った理由、それは「漠然とした爆破予告があった」ためであった。ドイツの大衆紙ビルトに対して、ヘリベルト・ハイナー会長は「警察に通報されたという事は知っている。そして爆弾処理班も来る。それ以上の事は、現時点では私には残念ながらわからないんだよ」と語った。

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