2022/10/21

ジオバネ・エウベル「移籍したくて家政婦まで…。今でも笑える」

©️IMAGO:FC Bayern München

 「2001年のチャンピオンズリーグ優勝後、自分は変わらなくてはいけない、新しいことを経験したい、そういう気持ちに駆られていたんだ」ジオバネ・エウベル氏は月曜発売のkicker誌とのインタビューの中で、そう振り返った。「もうクラブで獲得できるものは、全て獲得してしまっていたんだ」

 だが当時のバイエルンの首脳陣たちは、その考えをあまりこの好ましくは受け取っておらず、「チャンピオンズリーグでミランを下したまさにその日の夜、フランツ・ベッケンバウアー会長は私を翻意させようとしていた。私のところにきて、「ジオバネ、君はここに残らなくてはいけないよ。どれくらい滞在したいと思っているんだ?」とね」

 つまりはこのバイエルンからの白紙契約書に対して、トップストライカーの1人として鳴らしていた同氏は、比喩的な表現ではあるが破り捨てることにしたのである。「おかしな話に聞こえるだろうが、フランツ。僕は現時点であまりにも多くのお金を稼いだ。クラブのことは大好きではあるけど、でも29歳になって何か新しいことを経験したいと思っているんだ」

 具体的には「当時のマネージャーによると、バルセロナとレアルから関心をもってもらっていたようなんだ。スペインはまさに僕にとってアピールポイントになったことだろう。でも契約は2024年までで、フランツには聞く耳ももたなかったんだ」とエウベル氏。そこで移籍を目指し、ある行動にでる。

 「そのちょっと後にアメリカでのインタビューで、とんでもない発言をしてしまったんだ。妻の体調不良と、家政婦の滞在許可証の取得についてね。彼女は何年も前から僕たちと一緒にいて、長い間家族の一員であったから、彼女なしではミュンヘンにいることなどできない、と。そんな馬鹿な話はないんだけどね」とエウベル氏は語った。「今、思い返しても、笑いが込み上げてしまうよ!」

 そしてバイエルンの首脳陣を納得させるには至らず、夏季休暇後にはウリ・へーネス氏に呼び出され、「この騒ぎは、いったい何なんだ?もうこれで終わりだ」と一言。「私は想定されるオファーに、もう目が眩んでしまっていたのさ。結局、それを私が手にすることはなかったわけだけどね」と振り返っている。

バイエルン・ミュンヘン バイエルン・ミュンヘンの最新ニュース