2022/11/11
仏代表DFパヴァール、バイエルン退団の可能性を示唆「その時かもしれない」

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この夏にマタイス・デ・リフトが加入した時から、ベンジャマン・パヴァールにとっって自身が希望する、センターバックとしての居場所はバイエルン・ミュンヘンで見出すことは困難であることは、すでに明らかなことだった。そのためこの夏にも移籍を希望したフランス代表DFだが、まだ契約を2年間残すバイエルン首脳陣はその希望に応じることなく、今季は主に右サイドバックとしてここまで、ブンデス12試合に出場してkicker採点平均2.95。チャンピオンズリーグでも2.83と好成績をマークしているところだ。
「僕はどのポジションでもプレーできるタイプの選手だ。それはわかっている」と語ったパヴァールは、「どのポジションでも気持ちよくプレーすることはできるよ。ただ別のクラブでプレーしても特に問題はないとも思うね」と、母国フランスのレ・キップとのインタビュー内にて語った。「新しいプロジェクトに対して否定的にみているわけではないんだ。もしかすると今はその時が訪れているのかもしれない。新しい国で、新しい文化を学ぶのは悪いことではないからね」
その一方でパヴァールは、1年半の契約を残すバイエルンとの延長交渉は特にまだ行われてはおらず、そしてもしも新天地を見出そうとする場合にはあくまで、そのサッカー面での方向性や将来性といった部分が、何よりも優先されることを強調している。「架空のシナリオを思い描くつもりなんてない。どんな可能性があるのかをみてみることになるし、バイエルンとはそれを話し合うことになるよ」
またパヴァールは「言われていたような、苛立ちや不満をぶつけたりなんてしていない」と噂について否定し、「僕はビッグクラブに所属しており、その中で1週間に3試合のペースで出場機会を確保することができている。これは決して並大抵のことではないんだよ」とも語った。おそらく明日のシャルケ戦でも、パヴァールの姿はピッチで見られることだろう。