2022/12/03

デシャン監督がパヴァールに不満、代表でも微妙な立場に

©️IMAGO/Sven Simon

 ワールドカップ・グリープリーグ初戦オーストラリア代表戦は、ここまでベンジャマン・パヴァールがフランス代表の一員として、出場した唯一の試合だ。ディディエ・デシャン監督は同選手への不満を既に明らかにしており、とりわけあまりそのようなことをするタイプではないだけに大きなインパクトを与えるものだった。「彼とは何度か話し合っているが、ただベストの状態にはないと思う。初戦のオーストラリア戦では、明らかにそうではなかった」とコメント。「詳しいことは避けさせてもらうがね」とも付け加えている。

 kickerが得た情報によればデシャン監督はワールドカップ前に、パヴァールに対してポゼッションについて指摘、ウスマン・デンベレにボールを渡して後ろに控えるように要求していたようだが、ただバイエルンやフランス代表で数々のタイトルを手にしてきたDFにとっては屈辱的に感じたのだろうか。実際パヴァールについては思慮的とみる一方、やや強引さがあるとの声も聞かれている。いずれにしてもこれまで長く主力としてきただけに、指揮官のこの対応は奇妙にも感じられるが、チーム内ではデンベレらがパヴァールに反対し、一方でロリスやジルーからは支持を受けているものの、再び起用されるかは疑問符がつくことに変わりない。

 またパヴァールは所属クラブにおいても、不透明な立場に置かれているところ。契約は2024年までとなっているため、この夏にも延長か移籍の判断を迫られることになる。パヴァールは移籍の可能性を示唆する発言をすでに行なっており、一方でkickerの情報によればクラブ側は延長を希望しているようだ。ただ本人は右サイドバックではなくセンターバックとしての出場を希望しており、エルナンデスの長期離脱でその可能性は高まったとはいえ、それでもウパメカノやデ・リフトも控えるなか決して保証が得られるわけではない状況だ。

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