2023/01/09

バイエルン最大の懸案事項、ノイアーの穴埋め策は?

©️IMAGO/MIS

 今冬の準備期間におけるバイエルン・ミュンヘン最大の懸案事項こそ、主将マヌエル・ノイアーが残り全休という事態をいかにして穴埋めできるかということだ。その候補者の1人であるスイス代表GKヤン・ゾマーについては、先日に所属するボルシア・メンヒェングラードバッハのローランド・ヴィルクスSDが、「バイエルンからのオファーに断りを入れた」ことを明らかにした。果たしてこれは駆け引きなのか、それとも最終決定事項なのか?「彼の仕事は選手を守ることになるんだ」と語ったユリアン・ナーゲルスマン監督は、「サリハミジッチSDが引き続き全力で取り組んでくれる。どうなるかみてみよう。別に記事の見出しを見て卒倒するようなことはなかったさ」と言葉を続けた。

 どうやらバイエルン側としてはまだ白旗をあげているということではないのだろう。最終的には金銭的な部分で解決策を見出せるのか?グラードバッハからみれば、この夏で契約が切れる守護神から移籍金を手にできるのはこの冬が最後んチャンスであり、すでにゾマー自身はバイエルンと移籍で合意済み。一方でドーハでの合宿中では若手GK二人とともにスウェン・ウルライヒが汗を流しているところだが、指揮官は「信頼をおいているし、前半戦ではとてもいいプレーをみせていた。とても安定していたし、練習でもそれが再確認できる。彼自身はとてもりらっくすしていて、自分の立場を理解して道を歩んでいるところだよ」と述べている。

 確かにノイアーの長期離脱という一報で「我々にとって非常に厳しい状況」に置くものであり、「なかなか解決策を見出すことができない。いったい何が実現可能であるかを見極めていくこと。仮にその結果で何もできなかったとしても、それでも後半戦ではきっといい戦いができると思っている」とも。またバイエルンではアレクサンダー・ニューベルの早期復帰という可能性もあるが、これまでまだ接触していないナーゲルスマン監督は「私がきたときにはここの選手ではなかったのでね。仮に一緒に仕事をしたことがあれば、また違った状況だったとは思うよ」と語った。

「W杯での大きな失望を大きなモチベーションに」

 一方で後半戦に臨むにあたりバイエルン・ミュンヘンでは、チャンピオンズリーグ、ドイツ杯に加えて、首位奪還して年越しを迎えたブンデスリーガにおいても、全てでタイトル獲得の可能性を残している。そんな中で迎える新年最初の相手RBライプツィヒ戦は、古巣との対戦という意味だけでなくスタート地点としてチームにとって非常に重要な意味をもつものであり「とくにローゼ監督の下え再び力をみせているよ」と評価。さらにクリスチャン・シュトライヒ監督率いるSCフライブルクも控えている。またCLではすでに活動を再開したパリ・サンジェルマンに対して、バイエルンは休養明けということもあり「5分5分の戦いだとは思うがね。自分たちがどういう状態で臨めるかを見極めるのはこれからだ」と説明した。

 今回のワールドカップではバイエルンではエルナンデスやマズラウイが長期離脱となったのみならず、ドイツ代表をはじめメンタル的に思うような大会を過ごせなかった選手たちが多い。そこでナーゲルスマン監督は「怒りや失望は選手たちが消化してくれればいい。そこを教訓にすることができれば、むしろそれが最大のモチベーションにもつながるものだ。日が暮れてもまた必ず日は上る。最終的に彼らが今後また成功を手にすることができるかどうかは、それぞれの手に委ねられているものなのだ」と、むしろ奮起への期待感を示している。

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