2023/01/23
へーネス名誉会長「ゲッツェのバイエルン復帰を画策した」

©️IMAGO/Bernd Elmenthaler
バイエルン・ミュンヘンのウリ・へーネス会長がドイツのTV局Sport1の『ドッペルパス』に出演。そこではマヌエル・ノイアー、エリック=マキシム・シュポ=モティング、そしてマリオ・ゲッツェについても普段通り饒舌に語った。
2013年から2016年までバイエルンでプレーしていた同選手を、再び復帰させることを考えていたという。「1・2年前にフリック監督のころ、復帰を検討していたことがある。しかしそれはうまくいかなかった。彼は素晴らしい選手で、PSVで決して錆び付いてはいないことを証明している」とコメント。今年からアイントラハト・フランクフルトでブンデス復帰を果たしてCL16強入など活躍をみせているところだ。
無論過去の話ばかりではない。今冬の最も大きな話題となったのが主将、マヌエル・ノイアーの今季残り全休とその穴埋め策であり、「彼はほんの数ヶ月前までは世界を代表するGKの1人であり、そして今は復帰に向けてさらに熱を帯びていることだろう」と述べ、そしてヤン・ゾマー獲得は「ウィンウィンの関係構築が私の希望であった。そしてグラードバッハは資金を手に入れ、バイエルンは素晴らしいGKを手に入れ、ゾマーは素晴らしい契約を締結した」との評価を述べている。
もう1つ話題となったのがレヴァンドフスキ移籍後に空いたCFの件であり、いまはエリック=マキシム・シュポ=モティングが最近リーグ戦11試合で7得点を記録。見事に役割を果たす一方、ハリー・ケインのようなビッグネームも浮上しているが、「たしかマンチェスターUが1億4・5000万ユーロを用意しているとも言われていたが、バイエルンがその金額を出すとは思えないね」としつつ、「エリックは、あまり期待はされていなかっただろうが、バイエルンの困難な時期に救ってくれた。2年目からでもいい、彼にやらせてみるのも悪くないと思うよ」と期待。ただ今季いっぱいまでの契約延長も目指したいところだが「相手の代理人はロジャー・ヴィットマンだからね。簡単にはいかんさ」と語った。