2023/02/01

マルセル・サビッツァ、バイエルンからマンチェスターUに移籍

©️LightRocket via Getty Images

 マルセル・サビッツァがバイエルン・ミュンヘンを後にすることが明らかとなった。クリスチャン・エリクセンが足首に重傷を抱えたマンチェスター・ユナイテッドに、即戦力として期待され加入。移籍市場最終日となった火曜にはバイエルンの練習場には姿をみせず、期限ギリギリでの移籍成立となっている。

 「時に人生では、非常に重要な決断を迅速に求められることがある」と語ったオーストリア代表は、「この話を聞いた時に、自分にマッチしたものだと感じたんだ」とコメント。「ぜひとも勝利を目指していきたいし、その結果でクラブの目標達成にむけて貢献していきたい」と意気込みをみせた。「自分としては今がピークにあると感じている。チームに多くの経験、そしてエネルギーをもたらせるとも自負しているよ。新しいチームメイト、そして監督とともに仕事をすること、なによりマンU弾の前でプレーすることがとても楽しみだ」

 2021年8月にユリアン・ナーゲルスマン監督とともに、RBライプツィヒからバイエルン・ミュンヘンへと加入した同選手は、それから54試合に出場していたものの思うように事は運ばず、レオン・ゴレツカが負傷するも代役はジャマル・ムシアラを起用。昨夏加入のライアン・グラフェンベルフに続く4番手に甘んじており、加えて夏にはライプツィヒからコンラッド・ライマーを獲得。いずれにせよ今季いっぱいでの退団がささやかれていた。

 そんな中で「週明けにマルセル・サビッツァへの問い合わせが、マンチェスター・ユナイテッドから届いたんだ」とサリハミジッチSD。「マルセルはさらなる出場機会を求めていたし、おそらくそれは今回ユナイテッドで得る事ができるだろう。ナーゲルスマン監督と相談した結果、我々はその要望に応じる形でマルセルを半年レンタルすることにした」と経緯について説明している。

 2015年からドイツでプレーしてきたサビッツァは、まずはRBライプツィヒで6年間を過ごし、それからバイエルン・ミュンヘンへ。それ以前では母国オーストリアにてRBザルツブルク、ラピド・ウィーン、アドミラ・ヴァッカー・メドリングなどに所属していた。

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