2023/02/16
バイエルン先勝も水を差した、エムバペの活躍と飛行機の遅延

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バイエルン・ミュンヘンはチャンピオンズリーグ16強セカンドレグにおいて、また全く異なる相手と戦うことになるかもしれない。確かに相手チームの名前は『パリ・サンジェルマン』であることに変わりはない。しかしながらフィガロ紙が伝えたように、「パリには2つのチームが存在する。エムバペがいるチームと、いないチームだ」と表現したように、後半途中から投入されたフランス代表はそれから一気に、ネイマールやメッシらのパフォーマンスも向上させるなどホームチームとして期待されたパフォーマンスを呼び覚ましてみせた。
確かにパリ・サンジェルマンは多額の投資を行いながらも、なかなか思うような展開をみせられない日々が続く。そんな中でキリアン・エムバペという存在は、まさにチームにとっての切り札的存在であり、このチームを象徴する存在であるとさえいえる。初戦を落としたとはいえセカンドレグに大いに期待を抱かせたのは、他ならぬエムバペによるプレーだ。あわや逆転となってもおかしくはないほどの危険なプレーを連発。負傷復帰まもないにも関わらず、昨季のレアル戦を彷彿とさせるような奮闘ぶりで場試合を見り返してみせており、帰途についたバイエルンもその胸には次戦への危機感も募らせていたことだろう。
帰国便が1時間の遅延
ただその勝利への余韻に浸りきれない、もう1つの問題がバイエルン・ミュンヘン一行を襲った。航空会社ルフトハンザのコンビューターシステムの不具合により、最終的には1時間あまりの遅延の後にドイツへと帰国。最終的には13時35分にミュンヘン空港へと降り立っており、土曜日に控えるリーグ戦ボルシア・メンヒェングラードバッハ戦までの予定にも影響を与えることにもなるかもしれない。ちなみに年明けからグラードバッハは不振が続いており、5試合でわずか勝ち点4にとどまっているところ。